家庭でも使える介護知識
2017.05.23

老夫婦家庭での介護は、まず基礎知識を知ることから始めることが大事です。まず介護する側の負担をなるべく減らしていくことを考えます。次は介護を重度のものにさせないために、事前防止が必要です。さまざまな福祉のためのグッズが販売されています。歩行時には靴、杖、歩行のための車など、入浴時には手すりや補助の椅子や台座など、段差や通路には滑り止めをつけるなど、高齢者本人や自宅など、生活環境に取り入れていくことができます。
高齢者の健康を維持するためには食事をしっかり摂ってもらうことが必要不可欠です。噛む力も弱くなり、食欲も減退気味になる高齢者に快適に食事を摂ってもらう工夫が必要です。介護職用のレシピを参考にし、調理します。食事前にも排泄を済ませる、食べるための準備を事前にしっかり整えておく、持ちやすい匙を使うなどの工夫をします。食事中は注意深く高齢者を観察しながら、無理に詰め込まないようにするなどしていきます。
入浴は転倒防止の策を事前に練っておくことが重要です。マットや手すり、椅子など高齢者に向けたものを整えておきます。実際の入浴ではコミュニケーションを取りながら行うとスムーズに、また高齢者も不快感を持つことなく介護してもらうことができます。体調の変化に気をつけます。
ひ弱な方でも、また力に自信がある方でも、ボディメカニスクについて覚えておいて損はないでしょう。これは人間の体の構造やつくりから考えられた、最小限の力のみで行うことのできる介護技術です。さまざまな基本的なテクニックがあります。実際の介護をさらにスムーズに行っていくことができます。
重度な介護になってきたときには、介護する側、される側のことを考慮し、介護サービスを取り入れていくことで介護を円滑にすすめることができます。また、介護する側が一人でできないことを抱え込まず、まず周りに相談して言うことも大切です。
もし将来、親の介護のことなどが不安で仕方ないなら、それまでに介護の現場で働いておくと実践で役立つ知識を多く得られることができます。仕事を選ぶ際には、そのような視点で探すこともできます。実践を積むことによって、高齢者にどうしたらなるべく快適に感じてもらえるか、困ったときはどうすればいいか、自分の負担を軽くするにはどうすればいいかコツを学ぶことができます。大変に思える介護でも、今からできることを考えておきます。そうすると、親のためにも自分のためにもスムーズな介護ができる生活を送ることができます。

▲ ページトップへ